はじめまして。
地方から大阪へ単身で就職し、一人暮らしをしている者です。
借入時は27歳で、大手企業の社員として働いておりました。
30代になってから会社を辞め、今はフリーランスの自称ライター等で少しずつ稼いでおります。
新入社員の頃から収入が多かったのもあり、浪費癖が強いギャンブル依存症です。
今まで我慢をしない生活を送ってきました。
今の状態に至った後悔は強く、現在は一切のギャンブル、金融機関、知人からのお金の借入を断ち切り、苦しいながらも我慢の生活をしております。
以下に説明を踏まえた体験談を書いたので、長くなりますが宜しくお願い致します。
目次
なぜ私が消費者金融でお金を借りようと思ったか
取引内容について
2016年2月、神奈川県にあるレイクALSA(当時新生銀行レイク)にて、最大20万円の枠で借入をしました。
当時は出張中で神奈川へ行っていたので、そちらの無人契約機で契約しました。
所用時間は無人契約機で30分弱、契約機自体は混んでなかったです。
契約機に入る時は本当に気楽というか、警戒も何もありませんでした。
それより、この状況を何とかしなきゃという気持ちが強かったです。
なぜお金を借りようと思ったか
急な出張で神奈川へ行くことになりました。
しかし神奈川での出張期間が長期となり、宿泊費や食費、交通費諸々のお金が必要となりましたが、持ち合わせも貯金もほぼ無い状態でした。
明らかな準備不足です。
出張費は後払い精算なので、最初は実費と給料の中から出す必要がありました。
出発してお金が無くなるという、行き当たりバッタリなプランだったこと、ギャンブル(主にパチンコ)にはまっていたため、軍資金としても余分に欲しかったことが借金の理由です。
また他社の返済に間に合わないと思った時に、枠内で借入をしました。
今振り返って思うことですが、下り坂を下っていたんだなと思います。
当時はそんな風に思っていませんでした。
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消費者金融でお金を借りた時の流れ
なぜ、その会社を選んだのか?
宿泊するホテルの近くにあり、便利だったからです。
他の会社は離れたところにあり、時間的にもすぐ借入が出来たことも理由の一つです。
利息や支払い周期のことなど、先のことは考えられず、明日明後日のことばかり考えてました。
「今を乗り切ればなんとかなる」を曲解しておりました。
借入できた結果のみを見て、ホッとしました。
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申し込みについて
申し込みは上限20万円で、1ヶ月の無利息期間が発生するリボ払いのプランがあったので、そのまま20万円枠リボ払いのプランにしました。
即日で借りられたので助かりました。
部屋の中は専用電話とプリンター、約款や借入プラン等の小冊子の入ったボックス、あとは机と椅子があり出入り口は1人が入ったらオートロックがかかるシステムでした。
朱肉はあったか記憶があやふやです。
契約書はプリンターからプリントされ、記入事項を書きます。
レイクALSAとのやり取りは、電話での会話と書類の読み込みがメインです。
電話応対してくれた方は女性の方で、対応がとても丁寧でした。
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申し込み後の審査について
審査はとても簡単で、書類の記入(現住所、名前、携帯電話番号、会社名他)と社員証の確認、在籍確認の電話などで済みました。
期日を守って返済さえしていたら、繰り返し返済していく中で追加融資の話があります。
追加融資は、源泉徴収票か過去2〜3ヶ月分の給料明細を、無人契約機で提出したら完了しました。
なお追加の申し込みの際は、職場が変わったかどうか聞かれます。
簡単に追加融資できてしまうので、気を付けた方が良いでしょう。
レイクALSAは会社への在籍確認の電話で会社名を名乗らず、個人名等で対応してくれます。
ですが個人名で会社へ電話をする時点で怪しいもので、同じ部署の人へはバレバレだったのではないかと思いました。
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契約手続き・借入について
契約は20万円枠のリボ払いで、月5千円の支払いです。
最初は10万円を下ろしました。
月の返済額が5千円なら給料で賄える、パチンコで取り返せる範囲などと考えておりました。
追加融資後は月々7千円の支払いとなりました。
正直この時点で結構きつかったです。
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消費者金融での取引、その後について
借りたお金はどうなった
借りたお金は、半分くらいは手元に残りました。
しかし浪費癖が激しく、ギャンブルへの投資で消えました。
パチンコで仮に勝ったとしても、そのお金を返済ではなく、次の資金や自分へのご褒美として、風俗や高い食事などに使いました。
毎月給料から約定返済額5千円のみを支払って、しばらくすると追加融資の電話があり、追加で30万円枠、合計50万円枠の借入をしました。
支払いが厳しくなって一度、プロミスでおまとめローンにてまとめましたが、融資枠に余裕ができたのでそこからまた20万円の枠を借り入れ、月5千円の支払いをしていました。
こうなった時にはトータルの負債が、7桁になりました。
支払いがキツくなったら借入を増やし、将来の負債を増やしているだけでした。
ただ追加の借入ができると、解放感が押し寄せてきました。
現在も取引はあるの?
2018年には、仕事や督促の電話等のストレスで追い込まれ過ぎて鬱病となり、会社を休職してからは返済額の支払いが厳しくなり、人生相談窓口へ電話をしたところ、法テラスを紹介されました。
すぐに法テラスへ、相談に行きました。
弁護士との相談の結果、収入が無くカツカツな生活をして復職の目処も立たないなら、自己破産せざるを得ない状態であると言われました。
破産手続きを開始してから裁判所に免責をもらうまで、レイクALSAや他社からの連絡や請求は来なくなりました。
今は裁判所からの免責が下り、契約は切れて二度と契約できない状態です。
いわゆる金融ブラックというやつです。
裁判所より破産免責をしてもらえました。
しかし免責と同時に、各消費者金融へ多大なご迷惑をかけています。
人生はリスタートできたのですが、結果としては最悪なものとなってしまいました。
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これから借入する人にアドバイス
これは私の見解ですがお金を借りる人は、借入したお金を自分の物と認識して、使い込んでしまいます。
返済計画を立てずに借入を繰り返してしまったので、後々どうしようもなくなりました。
当時は先のことよりも、今を取り繕う事で必死でした。
毎月返済すればいつか完済できるだろうと、安易な考えを持っていました。
借入を控え将来苦しまないようにするのではなく、借りられる分だけ借りてしまうので、いつまでもマイナスとなります。
消費者金融を利用する予定の人は、あくまで借入したお金はひと様の物であり、借りているものだという気持ちは持ち続けてください。
借入した直後に収入があり、返済できる余裕があれば、その稼いだお金で一括払いをしてしまった方が、将来のためになると思います。
借金苦は鬱病を発症させるには、充分なトリガーです。
この記事を読んでいる人は、私の失敗した傾向や考え方などを反面教師として認識し、借入の際はきちんとした返済プランを立ててから借りた方が良いと思います。
また借金の返済のために新しい借入先を増やす行為は、一度足を止めて考え直すことをオススメします。
この話を教訓に、1人でも多くの人が借入に失敗しないことを願います。
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