あいこってどんな人?
保有資格など
・特別会員内部管理責任者
・3級ファイナンシャル・プランニング技能士
・簿記3級
・住宅ローンアドバイザー
・銀行業務検定(財務、税務、法務3級)
・慶應義塾大学(法学部)卒業
銀行での仕事内容は?
支店を経験したあと、本社に配属となり、クレジットカードなどの企画を担当しました。
上の画像は、実際に私が働いていたビルです。
ここでは、本社で経験した仕事を紹介します。
クレジットカードの企画・広告宣伝
一番長く担当したのは、クレジットカードの企画・広告宣伝です。
主に、キャンペーンを考えたり、チラシ・リーフレットを作成しました。
「お客様の目に留まるように、でも銀行のイメージは損なわないように」という葛藤の中で、試行錯誤の毎日でした。
支店の社員には、クレジットカードの成約数のノルマが課せられています。
そのためキャンペーンが不発だったりすると、支店長から電話でお叱りを受ける事も多々ありました。
その一方で、「新しいキャンペーン、お客様の反応良いよ!」「来年もやって!」と言ってもらえると、苦労がすべて吹き飛ぶくらい嬉しかったです。
クレジットカードの管理業務
メインではありませんでしたが、管理業務の一部も担当していました。
たとえば、クレジットカード利用者が反社会的勢力の関係者でないかのチェックなどです。
銀行のクレジットカードでは、申込時に反社チェックを行います。
ですが、申込時のチェックだけでは、後から反社であることが確認された人を見逃してしまいます。
そのため、クレジットカード利用者のデータを定期的に確認する作業が必要になります。
社内データベースで確認した後、反社対応の専門部署と連携して、強制退会の手続きをとっていきます。
また私がいた部署では、債権管理センターを管轄していました。
近畿にあるセンターまで、半年に1回以上は足を延ばし、延滞した利用者への督促の現場を見てきました。
督促の担当者が適切に対応しているか、確認するためです。
督促電話の録音を再生し、口調が厳し過ぎたり利用者に威圧感を与えるような場合は、担当者に指導が入ります。
銀行員時代の大変だったこと・良かったこと
大変だったのは決裁に時間がかかること
一般に、銀行というと堅いイメージを待たれがちです。
実際には、イメージ以上に堅く、なんでもルールが決まっていました。
たとえば社内文書は、フォントや行間が細かく指定されており、ルールに則っていないと、全て上司から突き返されてしまいます。
また何か決裁する場合も、最低4人の承認が必要で、重要案件だと7人の上司に稟議を回していました。
そのため何かアクションを起こす時は、事前の根回しをしていないと、時間がかかり過ぎてしまいます。
遅れが生じると取引先や他部署に迷惑がかかるので、スケジュール管理は徹底していました。
良かった点は、他の業界を知れたこと
銀行の中では、決済サービスは本流ではなく支流です。
本流の銀行業務の場合、「銀行」の世界に詳しくなれます。
しかしクレジットカードを担当したことで、カード会社や信用情報機関、提携先企業などの方と、一緒に仕事をすることが出来ました。
他の業界を知れたのは、とても貴重な経験だったと思います。
まとめ
クレジットカードやカードローンは、言い方を変えれば「借金」です。
借金というと、後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。
ですが近年は、銀行も積極的に取り組んでいますし、ぐっと身近になってきました。
気軽に借りられるようになったからこそ、注意しなければならない事もあります。
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私自身も、これまで培った知識と経験を生かして、分かりやすく伝えられるよう頑張ります。
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